ハック大学はぺそさんが運営する登録者数20万人越えのビジネス系YouTubeチャンネルです。
音声メディアVoicyでもパーソナリティを務め、VYONDを用いたアニメーション編集の動画講義AnimationHacksを運営するなど、マルチな才能をお持ちのぺそさんがご自身のキャリアから導き出した情報を発信しています。
そこから生まれたぺそさん初の書籍「ハック大学式最強の仕事術: 行動が結果を変える」と、ぺそさんが動画で「人生を変えたおすすめ本5選」として人生を掛けてでもお勧めしたい!と紹介している、ジャンルを超えた書籍5冊をご紹介します!
ビジネス系YouTubeチャンネル ハック大学
お金の話から生活習慣まで幅広く、それでいてビジネスに帰結するコンテンツを配信しているハック大学。
チャンネルを公開してわずか10カ月余りで登録者数12万人を超えていたとのことですので、それだけで質の高さが伺えます。また動画の再生リストは下の5つに分類されているので、すぐに気になる動画を見つけることが出来ます。
同じ分類内でもハウツー系、お勧めの系、自己啓発系などがあり飽きません。またぺそさんの声や話し方はとても耳心地が良く、続けて観ても殆ど疲れを感じませんでので、次の動画、次の動画という感じにどんどん見たくなってしまいます!
ハック大学 学長 ぺそさん
本名:未公開
学歴:未公開 偏差値の高い工学部の大学
1988年生まれ。
主にYouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、仕事術/ キャリア戦略/ 日々の生活の質向上/ マネーリテラシー向上など、ビジネスマンに役立つ知見/情報を発信し、YouTubeチャンネル登録者数は約20万人を誇る。企業に根強く残る古びた文化や慣習に対して新しい切り口で本質的な情報を語る現役の会社員。
事業会社、コンサルティングファームと渡り歩き、30歳を超えた今では外資系金融機関でマネージャーを勤め、年収約2,000万円を叩き出す。
副業では、自身のキャリアやマネジメントの経験から導き出された情報をYouTubeで発信するほか、審査基準が厳格な音声メディアVoicyでもパーソナリティを務め、VYONDを用いたアニメーション編集の動画講義AnimationHacksの受講者数も450名以上。
本名や卒業校など、個人の特定に繋がるようは情報は動画でもしっかりと伏せられています。
年収に関しては会社からの給与所得のみで2000万円!!これにYouTubeや講師など副業の収入がプラスされ・・・・すごい!!!
ビジネス系YouTubeチャンネルの場合、情報の信用性を上げるために顔出しや本名を公開しているチャンネルが多い印象ですが、ぺそさんは個人の特定に繋がる様な情報は全くと言っていいほど見あたりません。それだけコンテンツに自信がある証拠ですね。
ぺそさん著:ハック大学式最強の仕事術
本題の「ハック大学式最強の仕事術」ですが、2021年1月5日に初版の販売が開始され、なんと3日で重版され現在は5版に至る人気です。
動画はぺそさんご本人が発売前に「ハック大学式最強の仕事術」を自ら解説しているものです。
他の書籍を解説するときと同じテンプレートに沿って説明されているので、著者の紹介パートは解説者目線でご自身を紹介されていて、それが微笑ましく感じます。
本の紹介になると自然とご自分の本として紹介されているのですが、その変化に違和感がないのは、さすがぺそさんと言ったところでしょうか。
もともと説明上手なぺそさんですから、隅々まで知り尽くしているご自身の著書を紹介して面白くないはずがありません。アニメーションをふんだんに使い理解しやすい動画に仕上げ、ガンガンに興味を惹かれるのはまさにぺそさんの真骨頂と言えると思います。
以下は本の目次とぺそさんの動画から各章のポイントを抜き出してみました。
目次と概要
0 自分の「市場価値」を高める方法を知ろう―MARKET VALUE
- 導入部のためか、特に説明はありませんでした。
1 今すぐ取り組める「マインドセット」―MINDSET
- 作業を目的化するな! 市場価値を意識しよう!など、「スキルを身に着ける前に押さえておきたい考え方」
2 広く深く「学び」続ける―LEARN
- 「インプット効率を高めるための方法と考え方」
3 「思考」は装飾品ではなく武器である―THINK
- MECEなど、「ロジカルシンキングや数字思考なとの思考法」
4 「行動」こそ凡人が勝つ手段―DO
- ぺそさんが口を酸っぱくして言い続けている、「行動するための考え方」
5 ビジネスでは「伝達」スキルが最重要―COMMUNICATE
- ビジネスで必ず必要になる、「伝えるための方法論」
6 影響力を高めるために「マネジメント」を制する―MANAGE
- 今回の中で一番難易度が高い、「時間や計画、上司の管理方法」
7 本書を血肉化し、勝つ人材へ―WIN
- 締め部分のためか、ここも説明はありませんでした。
自分の中に対して「マインドセット」「学び」「思考」。自分の外に対して「行動する」「伝える」「管理」で章立てされており、外に向けて広がっていくイメージで組み立てられています。
各節は独立して読み切りにしてあり、自分に必要なところだけ読んでも大丈夫とのこと。さらに、全ての章に出来る人の振る舞い・出来ない人の振る舞いが書かれており、自分が出来ない人の振る舞いに当てはまったらそこだけ読む方が学習効率がいいとのことです。
イラストをたくさん使うことで、文字で内容を頭に入れる→図で腹落ちする。このサイクルにすることで「わかったつもりを徹底排除」するように工夫されているそう。
構成や内容を見てみて、スティーブン・R.コヴィー著「7つの習慣」にテクニックを追加した感じのように思いました。自分の内面から外へ影響を与える流れも同じように感じます。優秀なビジネスマン同士の思考は似通っているということなのでしょうか。
友人も聞いてみましたが、同じように感じたとのことです。それであれば、尚更ビジネスマンには必須の一冊と言っても過言ではないと思います!私も自分の振る舞いを確認しながら読んでみたいと思います。
Amazon:スティーブン・R.コヴィー著「7つの習慣」はこちら
ぺそさん、おすすめ書籍 5選
「考える技術・書く技術」
リモートワーク下では特に重要となってくるロジカルな文章を書く技術について、いい文章とは何か、伝わる文章の特徴、ミラミッドストラクチャーの活用法が論理的に説明されており、この本を読めば伝わる文章が書けるようになる。と、ぺそさんが保証しています!
東大生が書いたケーススタディーノートシリーズ
目の前の問題を限られた材料でどう解いていくか?という課題に日々直面するビジネスマンに必要なスキルを身に付けれると、ぺそさんがコンサルファームの面接対策用に使ったほどの内容で、絶対に読んだ方がいいとお勧めしています。
友だち幻想
「みんなと仲良く」は幻想にすぎないと断言し、人との繋がり求める理由をムラ社会にまで遡って解明し人間関係の悩みを解決してくれるため、人間関係に悩む全ての人に読んで欲しいとお勧めしています。
アルケミスト
ここに上げた5つの中で一番おすすめ。主人公の羊飼いが旅の途中で何度も自分の夢について考え、成長していく物語。小説でありながら下手なビジネス書より学びがあり、考えさせられる本。ペソさんが親しい友人や知人にプレゼントするほどお勧めとのことです。
キーチ
主人公のキーチが幼稚園生が小学生高学年になるまでの成長の過程で、ご両親の死など激動の人生の中で国家レベルを動かす事件の首謀者となる・・・とのことです。キーチ君のブレない人間性心、カリスマ性か魅力で、ぺそさんに「心が震える」とまで言わしめています。
まとめ
- ぺそさんのキャリアで積み上げてきたものを惜しみなく解説
- ビジネスマンに限らず、学生や主婦などにも為になる
- 7つの習慣と似ていると感じる人もいる
- ビジネス書3冊、小説1冊、マンガ1冊とジャンルはバラバラ
- 小説やマンガは主人公の生きざまに共感する内容
「最強の仕事術」は、ぺそさんも読者ファーストで作ったと動画内で宣言されていますので、見やすく、理解しやすい内容にまとめられていることは容易に想像出来ます。
ぺそさん独特の言い回しが活字として図形など一緒に並んだ時に、どのような表現になるのか気になるところです。
また、お勧め5冊も自然と全部読んでみようと思いました。内容に興味をひかれたのはもちろんですが、「ぺそさんがお勧めする本」はどんなものなのか知りたい。という気持ちの方が強いように感じます。
今回はハック大学の動画コンテンツではなく、本に焦点を絞って「最強仕事術」と「おすすめ本5冊」をご紹介しました。皆さんも気になる本がありましたら手に取ってみてはいかがでしょうか。